競艇の基礎知識

支部別SG優勝回数!獲得回数の多い支部はどこだ!?

競艇レーサーはかならずどこかの「支部」に所属しなくてはならないことを知っていますか?

師匠を探す際も他の支部の人ではなく、あくまで支部内で探すものとなっています。

全国に「支部」は18か所存在しています。「支部」によってSGタイトルの差はあるのでしょうか?2015年~2019年までの過去5年間で調べてみました。

的中率が高い競艇予想サイト
競艇予想サイトnova

今なら1万円分のポイントがもらえるキャンペーン実施中!無料登録して損なし!!

競艇Novaの公式ページはこちら

支部「18か所」はどこにあるのか?

まず最初に18か所存在する支部および対応している競艇場を列記しておきます。

支部名 競艇場名
群馬支部 桐生競艇場
埼玉支部 戸田競艇場
東京支部 江戸川・平和島・多摩川競艇場
静岡支部 浜名湖競艇場
愛知支部 蒲郡・常滑競艇場
三重支部 津競艇場
福井支部 三国競艇場
滋賀支部 びわ湖競艇場
大阪支部 住之江競艇場
兵庫支部 尼崎競艇場
徳島支部 鳴門競艇場
香川支部 丸亀競艇場
岡山支部 児島競艇場
広島支部 宮島競艇場
山口支部 徳山・下関競艇場
福岡支部 若松・芦屋・福岡競艇場
佐賀支部 唐津競艇場
長崎支部 大村競艇場

よく解説などで「地元の水面」という言葉が使われますが、所属支部に対応した競艇場が「地元」ということになります。

過去5年(2015年~2019年)のSG優勝回数の多い支部!

過去5年間においてSG優勝回数の多い支部の紹介です。「3勝以上」の支部を紹介していこうと思います。

SG3勝支部:静岡支部・佐賀支部

スタートキング「菊地 孝平」所属の静岡支部!!

SGタイトル 優勝選手
第18回チャレンジカップ(2015年) 笠原 亮
第51回ポートレースクラシック(2016年) 坪井 康晴
第62回ボートレースメモリアル(2016年) 菊地 孝平

2015年以降のSGタイトルは3つですが、前年2014年には菊地孝平がSGを2勝しています。(オールスター・グラチャン)

笠原 亮・・・1999年デビューの84期生。2005年の総理大臣杯でSG初勝利を飾っています。SGは2勝にとどまっていますが、優勝回数は56回を数えます。

ホームである浜名湖での優出回数47回、優勝回数7回と最も数字を残しています。

坪井康晴・・・1998年デビューの82期生。笠原選手の1期先輩のあたる選手です。SG優勝回数は3勝となっています。(上記他に2006年・グラチャン、2008年・チャレンジカップ)2006年・2008年のSG勝利はいずれもホームである浜名湖で       の物です。

トータル優勝回数は63回で、浜名湖では優出47回、優勝10回を数えます。

菊地孝平・・・1998年デビューの82期生で坪井選手とは同期の選手です。レーサーの中でも屈指のスタート巧者で有名な選手の一人です。SGタイトルは5勝を誇る選手になります。(上記他に2005年・モーターボート記念、2009年・オー シャンカップ)トータル優勝回数は58回、ホームの浜名湖では優出50回、優勝19回となっています。

最強選手「峰 竜太」所属!佐賀支部

SGタイトル 優勝選手
第22回オーシャンカップ(2017年) 峰 竜太
第64回ボートレースダービー(2017年) 深川 真二
第33回グランプリ(2018年) 峰 竜太

現在、「日本モーターボート選手会会長」を務める、上瀧和則選手も佐賀支部所属の選手です。2020年5月に斡旋が入っています。2年ぶりくらいのレースでしょうか。彼もSGタイトルホルダーで4勝をしている選手です。

峰 竜太・・・2005年デビューの95期生です。SGタイトルは2勝ですが、2018年には自身初の賞金王に輝いています。ホームの唐津競艇場では優出41回、優勝17回と、他の競艇場の優勝回数よりダントツの強さを誇っています。まだまだ若い部類に入る選手でその強さはかなりのものですので、これからSG優勝を積み重ねていくことになると思われる選手の一人です。

深川 真二・・・1992年デビューの71期生のレーサーで「イン屋」の選手としても有名です。唯一の勝利であるSG・ダービーでは6号艇ながら2コースに前付けを敢行し、1号艇を差し切り優勝しています。

通算優勝回数は94回、ホーム唐津では優出64回、優勝24回となっています。

SG4勝支部:滋賀支部・福岡支部

若手も強力!滋賀支部

SGタイトル 優勝選手
第62回ボートレースダービー(2015年) 守田 俊介
第65回ボートレースダービー(2018年) 守田 俊介
第21回チャレンジカップ(2018年) 馬場 貴也
第34回グランプリシリーズ(2019年) 馬場 貴也

滋賀支部には遠藤エミ選手や丸野一樹選手などのこれからの活躍著しい若手選手も在籍しています。

守田 俊介・・・1994年デビューの74期。2019年に17歳年下の森田太陽選手と再婚したことでも有名な選手です。2度SG制覇をしていますが、上記の通り二度ともダービーとなっています。優勝通算回数は98回におよび、地元びわ湖では優出67回、優勝23回となっています。

馬場 貴也・・・2003年デビューの93期生。2019年グランプリシリーズで優勝し、その年自身初の年間獲得賞金1億円を突破した。優勝通算回数は39回。地元びわ湖では優出42回、優勝11回となっています。

層の厚い支部!福岡支部

SGタイトル 優勝選手
第61回ボートレースメモリアル(2015年) 篠崎 元志
第63回ボートレースダービー(2016年) 瓜生 正義
第31回グランプリ(2016年) 瓜生 正義
第24回オーシャンカップ(2019年) 瓜生 正義

この福岡支部は層が非常に厚い支部でもあります。篠崎・瓜生選手の他にも岡崎恭裕・田頭実選手の二人がSGを制しています。このほかにも日高逸子・小野生奈・大山千広選手などの強豪女子選手も揃っている支部になります。

篠崎 元志・・・2005年デビューの96期生。高度なテクニックを持ち、スピード勝負も得意な選手で、総優勝回数は44回を数えます。また、弟の篠崎仁志も同じく選手でA1に属しています。この兄弟、最も「兄弟SG制覇」に近いといわれる兄弟でもあります。

ホームの成績は若松:優出17・優勝6、芦屋:優出22・優勝4、福岡:優出21・優勝3となっています。

瓜生 正義・・・1995年デビューの76期生。総優勝回数83回、SG10勝を誇る選手です。福岡から東京に転居していますが、支部は福岡のままになっています。非常に穏やかな人柄で、後輩の面倒見も良い選手です。

ホームの成績は若松:優出28・優勝8、芦屋:優出37・優勝15、福岡:優出33・優勝12となっています。

SG7勝支部:絶対王者「松井 繁」所属!大阪支部

SGタイトル 優勝選手
第20回オーシャンカップ(2015年) 石野 貴之
第21回オーシャンカップ(2016年) 石野 貴之
第19回チャレンジカップ(2016年) 石野 貴之
第44回ボートレースオールスター(2017年) 石野 貴之
第27回グランドチャンピオン(2017年) 石野 貴之
第22回チャレンジカップ(2019年) 石野 貴之
第34回グランプリ(2019年) 石野 貴之

「絶対王者」と言われ、SG11勝を誇る松井繁や、「元祖怪物くん」と言われるSG7勝の太田和美も所属しているのがこの層の分厚い大阪支部になります。

2015年から2019年までSG7勝を誇る支部ですが、その7勝すべてが石野貴之選手によるものになります。

石野 貴之・・・2002年デビューの90期生。父親も元競艇選手で、GI太閤賞競走を父子で制覇しています。2019年には年間賞金王(獲得賞金:約2億2千万円)にも輝いています。

ホームである住之江での成績は優出43、優勝14となっています。

SG9勝支部!堂々のトップは群馬支部!

SGタイトル 優勝選手
第42回ボートレースオールスター(2015年) 山崎 智也
第25回グランドチャンピオン(2015年) 山崎 智也
第30回グランプリ(2015年) 山崎 智也
第26回グランドチャンピオン(2016年) 山崎 智也
第20回チャレンジカップ(2017年) 毒島 誠
第23回オーシャンカップ(2018年) 毒島 誠
第64回ボートレースメモリアル(2018年) 毒島 誠
第65回ボートレースメモリアル(2019年) 毒島 誠
第66回ボートレースダービー(2019年) 毒島 誠

過去5年間の間に最多SG優勝「9勝」を誇るのは群馬支部となります。

この5年間でSGを勝ち取ったのは山崎・毒島両選手のみとなりますが、この地区には「イン屋」で有名な江口 晃生選手(SG2勝)も在籍しています。

山崎 智也・・・1992年デビューの71期生。端正な顔立ちから「艇界の貴公子」と若いころは言われていて熱烈なファンも多かった選手の一人です。ボートレーサーの「職業病」ともいえる腰痛に苦しむこともありますが、毎年のようにしっかりと優出を果たしています。(1997年以降、優勝ゼロは2009年のみ)

ホームである桐生競艇場では優出76、優勝26となっています。

毒島 誠・・・2003年デビューの92期生で、師匠が先に述べた江口 晃生選手になります。

ナイター競走が得意でSG優勝6回のうち、実に5回がナイター開催となっています。

ホームである桐生競艇場では優出39、優勝13となっています。

支部別SG優勝回数!獲得回数の多い支部はどこだ!? まとめ

過去5年間のSG最多勝利は「群馬支部」となっていました。

徳島・香川・広島・長崎の各支部がここ5年間SG優勝者を出していません。

しかし、各支部「優出者」がでているので、SG優勝者は出てくると思います。

応援している支部、応援しようと思う支部、皆さんはあるでしょうか?

是非ひいきの支部を見つけて、SG優勝者が出る事を祈りながら日々競艇をたのしんでいきましょう。

的中率が高い競艇予想サイト
競艇予想サイトnova

今なら1万円分のポイントがもらえるキャンペーン実施中!無料登録して損なし!!

競艇Novaの公式ページはこちら

-競艇の基礎知識

© 2024 競艇大全